循環物色アナライザー

 

悪徳株サイトで有名な「TMJ」と「雅（現：AIP）」の2社は、投資実績の偽装や作為的な高評価口コミを投稿していたことから2020年に営業停止処分を受けています。

 

処分内容や処分期間が同じだったこと、掲載していた謝罪文の内容が似ていたことから、上記の2社は口コミで「同じ悪質業者が運営している」と評判になっていました。

 

そんな中、上記の悪質サイトを案内していたとある紹介メディアが、突如「循環物色アナライザー」という新しい投資ツールをプッシュし始めました。

 

一体循環物色アナライザーとはどんな株情報サイトなのでしょうか。

その実態を調査すべく、この記事では、循環物色アナライザーの特徴や提供サービスなどから実態を検証していきます。

 

入会する株情報サイトにお悩みの方、循環物色アナライザーの詳細を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

循環物色アナライザーとは

 

サイト名	循環物色アナライザー
サイトURL	http://junkan-toushi.com/
運営会社	株式会社ブライトエース
代表者	草場 大介
住所	東京都中央区日本橋兜町17番1号　日本橋ロイヤルプラザ706

 

循環物色アナライザーは、今買うべき個別銘柄をAIが選定してくれる投資ツールです。

株式投資市場の銘柄変動を、独自技術で開発されたAIが注目を集める銘柄タイプなどから分析しています。

 

個別銘柄は国内の3700銘柄以上のデータから選定されており、下記のように分類された情報を精査しているとのこと。

 

 

 

公式サイトではメールアドレスの入力で無料の体験版を配信しています。

しかし、循環物色アナライザーの利用には専用のタブレットが必要になりますので注意が必要です。

 

 

循環物色アナライザーは怪しいのか

 

循環物色アナライザーについて調査したところ、いくつかの怪しげなポイントを見つけました。

 

行政処分の原因となったステマサイトがおすすめしている

 

循環物色アナライザーが話題になった理由の一つには、特定の紹介サイトでおすすめの株情報サイトとして取り上げられていたということがあります。

そのためパッと見は優良株情報サイトのように見えますが、循環物色アナライザーの利用を考えている人は注意が必要です。

 

なぜなら上記の紹介サイトは、2019年に金商を剥奪された株情報サイト「ベストプランナー」、2020年に行政処分を受けた「TMJ」「雅（現：AIP）」との癒着によるステマ行為が問題となった悪質な紹介サイトだからです。

 

こちらがその代表的な紹介サイトになります。

 

 

上記の悪質な紹介サイトでは、基本的に評判の悪い怪しい株情報サイトばかりをおすすめしています。

そのため、循環物色アナライザーが優良株情報サイトとしてオススメされているからといって信用してはいけません。

 

 

投資実績が掲載されていない

 

循環物色アナライザーの公式サイトには、代表的な銘柄一例としていくつかの銘柄が掲載されています。

 

しかし、これらは決して循環物色アナライザーが推奨した銘柄ではありませんので注意が必要です。

実際に循環物色アナライザーが「推奨した」「配信した」との記載は一切なく、これらはただ過去の代表的な高騰銘柄を掲載しているだけにすぎないということです。

 

サイトを初めて見る人は、あたかもこれらの銘柄が過去に循環物色アナライザーで推奨された銘柄だと思い込んでしまう可能性があるため、注意が必要です。

 

 

循環物色アナライザーのサービス内容

 

循環物色アナライザーには、無料で利用できる株情報サービスと、有料で利用できる株情報サービスがあります。

以下にそれぞれの株情報サービスについてご紹介します。

 

循環物色アナライザーの無料株情報サービス

 

循環物色アナライザーに個人情報を登録することで専用のタブレット端末が送られてくる。

タブレットからAIが選定したピックアップ銘柄を閲覧することが出来る。

 

循環物色アナライザーの有料株情報サービス

 

■循環戦略36（期間契約）

提供銘柄範囲：バリュー、グロース、ディフェンシブ
利用期限：4週間
3タイプの銘柄からAIが今後期待できると判断した銘柄を抽出している。

 

■循環戦略46（期間契約）

提供銘柄範囲：バリュー、グロース、ディフェンシブ、空売り
上昇トレンドはもちろん下降トレンドも把握することが出来る契約プラン。

 

■循環戦略56（期間契約）

提供銘柄範囲：バリュー、グロース、ディフェンシブ、空売り、テーマ
株式投資を網羅した契約プランで、循環物色アナライザーの中でもトップクラスの商品。

 

■循環戦略65（期間契約）

提供銘柄範囲：バリュー、グロース、ディフェンシブ、空売り、テーマ、材料
循環物色アナライザーの全商品が持つ特性を全て備えた最高ランクの契約プラン。

 

■投資戦略PR

投資戦略：リターンリバーサル（逆張り）
AIが最も逆張りに適した銘柄を抽出して提供している。

 

■投資戦略DTF

投資戦略：ディフェンシブ、トレンドフォロー（順張り）
値動きが安定している銘柄をAIが抽出して提供している。

 

■投資戦略空売り

投資戦略：空売り
下降トレンドを向かえる銘柄を予測し、その中でもAIが適切と判断した銘柄を推奨している。

 

■投資戦略材料銘柄

投資戦略：材料株
インプレットされたすべての銘柄の業績や株価の推移を基に期待値の高い銘柄を推奨している。

 

 

循環物色アナライザーのポイント

 

最後に、循環物色アナライザーのポイントについてまとめてみました。

以下のボタンから公式サイトに移動できますので、興味のある方は覗いてみてはいかがでしょうか。